パワステ故障

皆さん、こんにちは。メカニックの高橋です。ゴールデンウィークは如何お過ごしでしたか?旅行に行ったり遊びに出かけた方も多いのでしょうね! 幸いな事に当社のお客様方は連休中に大きな事故等なく、ほっとしております。

さて本日はパワーステアリングの修理を見ていきます。 最近の車はパワステが電動式になっている車が多いですが、まだまだ油圧式パワステも沢山あります。今日修理するのは油圧式です。電動パワステの修理については去年10月に当社の堀之内がブログに乗せていますので興味のある方はそちらをご覧下さい。

では今回の症状ですがステアリングを回した時に引っ掛かりがあり異音もするとの事でした。パワステポンプ焼き付きの症状ですね。パワステホースからパワステオイルの滲みがありオイルが減ってポンプが焼き付いた、よくあるパターンの故障です。焼き付いたポンプは交換するしかないので部品を注文し、すぐ作業に取り掛かります。

真ん中のベルトの掛かっているのがパワステポンプです。

分解中

外れました。新旧比較。

外したポンプを手で回してみたところ、やはり少しの引っ掛かりがありました。後はポンプを交換して組み付け、滲んでいたパワステホースを交換し、パワステオイルを入れてエア抜きをします。最後にステアリングを回しスムーズに回転する事を確認したら試乗を行い、オイル漏れの確認をして、問題無ければ修理完了です。

今回はポンプとホースの交換で終わりましたが、そのまま放置しておくと最悪パワステが効かなくなる事もあります。危険ですね。まぁ、そうなる前に異音が凄くなるので殆どの方が修理されるとは思いますが、早めの修理に越した事はないので、車からの異音等に気が付いた時点で点検をしましょう。その際はお気軽にご相談下さい。ではまた!

#パワステポンプ交換

#パワーステアリング修理

 

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