燃料ポンプ交換

皆さん、こんにちは。

温品自動車の高橋です。今日はエンジン始動不能になった車両の修理を行いたいと思います。もし走行中にエンジンが止まったらと思うと、すごく恐ろしいですよね。今回は走行中ではなくエンジンをかけようとしたら掛からなくなったとの事でした。走行中ではなくて本当に良かったと思います。

早速調べていきます。キーを回していますが初爆が全く有りません。クランクポジションセンサーや燃料ポンプ本体の故障が疑われます。診断機をつなげて確認しましたが故障コードは何も拾っていませんでした。となると機械的な故障の可能性が高いので、燃料がきちんとエンジンに送られているのか確認したところ燃料は全く来ていませんでした。燃料ポンプの作動音が聞こえてこないので多分ポンプ本体の故障だと思いますが、まず一番簡単に確認できるヒューズを見てみました。切れていませんので次にリレーの作動確認とテスターを使っての電源確認を行います。結果両方とも正常でしたので次はポンプ本体の確認です。

センターコンソールを外したところにポンプの2があります。

この状態でポンプへ繋がる電源を確認しましたがちゃんと電源は来ていましたので燃料ポンプの故障で間違いありません。すぐに部品を注文し翌日入荷したので作業の続きです。

燃料ポンプの故障で間違いありません。すぐに部品を注文し翌日入荷したので作業の続きです。

取り外したポンプ。

新品のポンプ。

組み付け。

あとは内装を見つけてエンジン始動、修理完了です。燃料ポンプの中身はモーターなので経年劣化による寿命だと思われます。ほんとに走行中にポンプが止まらなくて良かったと思いました、下手をすると事故を起こしてしまう可能性もありますので。 それでは、また!

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