皆さん、こんにちは。メカニックの高橋です。今週から山口県も梅雨入りしましたね。去年よりもだいぶ早い梅雨入りらしいです。
さて、今日は走行中にクラッチが切れなくなったお車を見ていきます。通常クラッチを踏むとシフトを入れることが出来ますが、クラッチを踏んでもスカスカで全くギアが入りませんでした。クラッチディスクの摩耗によるものか確認のためミッションを下ろします。
クラッチディスクとクラッチカバー
降ろしたミッション
降ろしてみて原因がわかったのですがクラッチの摩耗によるものではなく、クラッチのレリーズベアリングがバラけていました。これではクラッチも切れません。
レリーズベアリングとついでにクラッチディスクとカバーも同時に交換します。交換後ミッションをのせて。
修理完了しました。クラッチが壊れる前はクラッチペダルの切れが悪くなりシフトが入れにくかったり、クラッチが滑ったり等の症状が出ることが多いです。そういった前触れがあった場合は車が動かなくなる前に早めに修理をしましょう。それではまた。
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